織田信長、豊臣秀吉、徳川家康
豪華絢爛 桃山文化!
新・桃山展―大航海時代の日本美術 2017.10.14~11.26 豪壮華麗な美術品に隠されたストーリー。音声ガイド・ナビゲーター草刈正雄さん。九州国立博物館公式 https://t.co/HwnpPQb9cn pic.twitter.com/BvrbZzb94U— writer Miyu (@WriterMiyu) October 15, 2017
【この記事の内容】
・感想 writer Miyu
・感想 東間 陽一 sieg2039
・関連展覧会 アクセス地図
【感想】
昔教科書でみた天下人たちの肖像画、聖ザビエル像。異国情緒あふれる大変革時代の風、桃山美術の最高峰を体感。見応えありました!
1543(又は1542)年ポルトガル人による鉄砲伝来から、徳川幕府「鎖国」完成(1639年)までの約100年間――
文化交流という視点から激動の時代に華ひらいた美術を見つめ直す展覧会です。
信長、秀吉、家康。3人の天下人が各章ナビゲーターを務めてくれるという面白い趣向、歴史&大河ファンの私は鑑賞前からテンションUP。
大航海時代の日本美術
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眼前にひろがる大海原。大航海時代のロマンに、想いを馳せますねぇ(溜息)
異国の風ただよう雰囲気、タイムスリップしたような感覚を楽しんできました。
変転する時勢。人、モノの往来。あらゆることが怒涛のごとく迫りくる激動の時代でもありました。
そんな大変ななか、異なる外交政策をとり時代をリードしていった3人の為政者たち。
彼等の治世に彩りをそえた名宝=対外交流という形で見つめ直すことが出来たのも、とても有意義だった。
特別展「新・桃山展 大航海時代の日本美術」九州国立博物館 2017.10.14~11.26 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。三人の天下人が愛した豪華絢爛 公式HP https://t.co/jVuBJ9ui1s pic.twitter.com/RSkm3RlhNX— writer Miyu (@WriterMiyu) October 15, 2017
ドラマ、映画、マンガ、アニメ、小説、ゲーム…いろんな場面でおなじみですが。3人の君主、あなたなら誰に仕えたいですか?
どのタイプも強烈個性、荊の道なのでしょうが。NHK大河ドラマや歴史教養番組をみている私にとって…
「また会えた~」そんな親近感がありましたね。狩野永徳「唐獅子図屏風」。ネコ好きな私は魅入ってしまう。
躍動感あふれる色ちがいのペア獅子、かっこいいなぁ。海北友松「雲龍図屏風」の渋さ、狩野元信「四季花鳥図屏風」の煌びやかさ。
珍しい作品が多くどれも興味深かった。その中でも特に印象に残ったのが――
#九州国立博物館 #新桃山展 Postcard 海北友松の雲龍図屏風、狩野元信の四季花鳥図屏風。上が相方 sieg2039、下が私のセレクト。11/14~等伯の屏風もきます。 pic.twitter.com/eCZq54vX6u— writer Miyu (@WriterMiyu) October 19, 2017
17世紀末マカオ制作とされる「大洪水図屏風」、18世紀スペイン植民地だったエクアドルの画家制作の「ローマ皇帝図屏風」でした。
「大洪水図屏風」は旧約聖書『創世記』に記されるノアの箱舟の物語を描くもの。
今までの美術館めぐりで見たことのない、不思議な感覚をおぼえた絵でした。
緻密な金の点描がメタリックで、古き異国の中にも近未来的なイメージの垣間みえる絵画です。
ものすごい密度とエネルギーに終始、圧倒されっ放しでしたね。
#九州国立博物館 #新桃山展 昔教科書でみた天下人たちの肖像画、聖ザビエル像。異国情緒あふれる大変革時代の風、桃山美術の最高峰を体感。見応えありました! pic.twitter.com/ZxW5Dvgjab— writer Miyu (@WriterMiyu) October 19, 2017
「ローマ皇帝図屏風」は繊細微妙な変化がたのしめる絵だと思いました。
皇帝と馬の衣装、ポーズ、構図、色彩。1つ1つが完成されていてバリエーション豊かな大作。
多国の名作集結、豪華展覧会は 11月26日(日)まで。ぜひご覧下さい!
運営・編集 writer Miyu
大航海時代の日本美術
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【感想】
スケジュールの調整が大変でしたが、何とか行くことが出来ました。いい展覧会だったので相方 Miyu も連れてきました。
文字通り、歴史の教科書にのってる絵ザビエル、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康と、名だたる人物の肖像画ばかりで大興奮!
長谷川等伯の「松林図屏風」は11月14日からの展示でした。うーん再度いくかどうか本当に迷いますねぇ。
ちょうどNHK「日曜美術館」で特集があり、記事をしたためたのでした。
多忙の師走、行くかどうかは神様のご機嫌次第でしょう。戦国時代によく、ヨーロッパ諸国の軍隊に日本が占領されなくて良かったものです。
特別展『新・桃山展 - 大航海時代の日本美術』ご紹介 @YouTubeさんから https://t.co/NkXjOt3qrH— writer Miyu (@WriterMiyu) October 17, 2017
帆船で日本に軍隊を送るのはとんでもない手間がかかるから、まあ無かったでしょうが、インカ帝国は少人数の軍隊でやられてしまいました。
日本人は鉄砲をあっという間にコピーしてしまった訳ですから、オランダ商人は度肝を抜かれたはずです。
何と、二丁鉄砲を売ってたくさん持ってきた時にはみんな、コピーの鉄砲を作っていたらしいです。
西洋と東洋の戦いでは負けてしまいましたが。アートの力で再び世界に挑戦状を叩きつけてみたいものです。
まぁ最初はみんな相手にされないかも知れませんが、インターネットで本当に地球がせまくなってしまったので、無理な話ではないと思っています。
かつて西洋人が見ていた黄金の国ジパングを再び取り戻せたら素晴らしいことだと、今回の展覧会で思うところがありました。
原発事故を通して考えるのは、江戸時代のようなローテクを再び勉強しなおして、エコの追求をどれだけできるかでしょう。
ヨーロッパは EV(電気自動車)義務化され、ガソリン車がいずれ消えることになるので…
どれだけ CO2 を出さず生産性を高めることができるかが21世紀最大の課題です。
現代の暮らしから、中世にもどるのは不可能ですが、エネルギーの使い方から見直す必要性はあるかなとは思いました。
大航海時代の日本美術
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ちょっと余裕でてきたら、アウトドアで使えそうな簡単な水力発電機を作ってみようと思ってます。
小さな筏(いかだ)舟をロープで係留、それに発電機モーターを取りつける簡単なものです。
普段は遊びで使って、いざというときはフル活動。普段はソーラーパネルとバッテリーを繋げ、ライトつけたりして遊んでます^^
名品ばかりの展覧会なので特に、美術ファンとクリエイターは今回の展覧会はおすすめですね。みんなで行きましょう!
写真 sieg2039
東間 陽一 Yoichi Azuma
2015.06.01 移転
2017.11.05 公開
2019.11.16 更新
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