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サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 久留米市美術館 感想


英王室御用達ブランド
ウィリアム・モリス。


【この記事の内容】
・感想 writer Miyu
・感想 東間 陽一 sieg2039
・関連展覧会 アクセス地図

【感想】
展覧会は群馬の後、大阪、福岡、名古屋、横浜、広島と2年かけて日本中を巡回します。

詩人、デザイナー、工芸家、近代デザインの先駆者として知られるウィリアム・モリス(1834-96)。花、鳥、幾何学的な秩序、法則性ある模様がつむぐ美麗世界。魅了されますね。

日本でも人気。Instagram やってて最も反応よかったものの一つで、全投稿いいねがありました。布地・織物、文具、印刷などインテリアコーディネート装飾関連の会社さん(敬称略)。

大西人形本店、bright ブライト、英国アンティーク 英吉利物屋 (いぎりすもんや)、株式会社サンエムカラー。そして――

MORRIS&CO. を継承した英国サンダーソン社のライセンスのもと製造されているリンデン株式会社。Twitter 共々、反応頂いた方々もありがとうございます。


ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡

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モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのデザインは重厚感がありますね。大地にどっしりと根をはった、モリス商会創始者の存在感が伝わってきます。

影響された娘さんはじめ、才能あるデザイナーたちが彼の下に集結。158年の歴史を誇る英国有数の壁紙会社、サンダーソン社アーカイブ保管の作品…どれも素晴らしい。洗える壁紙もありました。

中でも強く惹かれたのが、後継者ジョン・ヘンリー・ダールの作品でした。誰のデザインか分からず先入観のない状態で鑑賞。パッと視界に飛び込んで目に留まり心離さなかったのが、彼の作品でした。

弟子が師を超えるには、師の数十倍エネルギーが要るという話を聞いたことがある。亡き師の期待と託された大きな責任に、後継者として彼は見事にこたえたのですね。

英王室御用達、海外からも愛されるブランドであることが証明している。『ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡』。苦悩を乗り越え、モリスが美の世界へ向かっていく素晴らしい本です。

運営・編集 writer Miyu


【感想】
ウィリアム・モリス展公式図録をもとに書籍化された本を図書館で借りてチラ見しかできておらず、現地到着時には寝不足で鑑賞することに…いけませんね。よかカメラ持って行きましょう!

設置してある家具をみていると、個人的には和室のほうが落ちつく気が。色々ゴテゴテしてる色や柄をみるとソワソワ落ちつかない気がするのは、日本人的感覚なのか。

2018年7月、福岡市博物館で鈴木春信の展覧会を鑑賞して僕が思ったのは、ポストカードに凹凸のエンボスをつける実験をしたいということでした。

浮世絵のように版画印刷をしている壁紙をみてソワソワします。俺もやってみたいと。たまたまテレビつけたら、NHK 静岡発地域ドラマ『プラスティック・スマイル』の宣伝をみました。

タミヤに就職したがってる友達いましたね。駿府城をつくった大工職人の子孫が戦後に模型をつくり始めたのが、模型メーカーの始まりだそう。


2045年にはどうやって暇潰しして死んでいくかみたいな時代が必ず到来する。頭脳労働は人工知能、肉体労働はロボット。(悪)夢のようなユートピアが到来します。

就職できなかったら自分で起業して夢を叶えてしまえば良いだけです。あらゆる苦痛から人間は自由になれます。しかし今後は、産業革命で痛めた大自然から、しっぺ返しをくらうでしょうが。

混雑を避けたかったが日程の都合つかず、初日来場。庭園のバラを背景にワンちゃんを一生懸命撮影してるお姉さんがいました。

インスタ映えしそうです。展覧会の総合感想――植物や動物のデッサンしたい! 寒いので今はしないけど、熊本の山登りをいつか敢行したいですね。

写真 sieg2039
   東間 陽一 Yoichi Azuma


2015.06.01 移転
2019.01.19 公開
2019.07.03 更新


【関連展覧会
 アクセス地図】



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