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実写映画 土竜の唄 香港狂騒曲 前作にもまして突き抜けたアクション! 感想


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「土竜の唄 香港狂騒曲」予告
 東宝MOVIEチャンネル
 /YouTubeさんから


土竜の唄 香港狂騒曲 DVD スタンダード・エディション

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『土竜の唄 香港狂騒曲』
 2016年12月23日公開

【原作】
 高橋のぼる

【監督】
 三池崇史

【脚本】
 宮藤官九郎

【出演】
 生田斗真(菊川玲二 役)
 仲里依紗(若木純奈 役)
 瑛太  (兜真矢 役)

 吹越満 (酒見路夫 役)
 遠藤憲一(赤桐一美 役)
 皆川猿時(福澄独歩 役)

 堤真一 (日浦匡也 役)
 上地雄輔(黒河剣太 役)

 岩城滉一(轟周宝 役)
 本田翼 (轟迦蓮 役)

 古田新太(桜罵百治 役)
 菜々緒 (胡蜂 フーフォン役)
 久松郁実(チーリン役)
 ほか

 第1回マカオ国際映画祭・特別招待作品
 (コンペティション部門)


バッチこ~い!
(主人公の決め台詞)

今年1番の「NOROSHI」
(主題歌名)上げてやるぜ!

『土竜の唄 香港狂騒曲』12月23日公開! メリーモグスマスの笑い締めには

間に合わなかったけれど…年が明け、あけおめ笑い初めとして映画館へ行って

きました。ずっと×2前から楽しみにしていました! 『土竜の唄』(もぐらの

うた)は高橋のぼる先生のアクションコメディ漫画です。警察官・菊川玲二が

モグラ(潜入捜査官)として広域暴力団数寄矢会会長・轟周宝を逮捕する為に

活躍するストーリーです。今回公開の映画は、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』

(2014年公開)の続編。原作「チャイニーズマフィア」編が描かれています。

セクシー&バイオレンス、愛、正義、男気、大爆笑あり。バカでスケベな

主人公・玲二が特殊任務に果敢に挑む、ハイテンション&アグレッシブ映画。




豪快な打ち上げ花火、お祭りのようなド派手な映画。イベント・試写会には

何と本物の虎が登場。ベンガルトラの美人さん。アンジーちゃん5歳、体長

2メートル。時速 50~60キロで走るそうです。型破りな作品同様、前代未聞の

舞台挨拶にみんな驚いた事でしょう。招き猫ならぬ招き虎で、大ヒット祈願!

『土竜の唄』のこういう所好きです。皆を驚かそうという精神がいいですね。

本編・外伝ともに長編の原作漫画を3クール読んでから(前作含む)映画を

鑑賞。漫画 11巻分のチャイニーズマフィア(中国上海)編を映画1本に凝縮

するのは大変そうですね~。虎に頭カプッされた玲二がバレリーナのように

クルクル回転落下…笑いが止まりませんでした…原作では玲二の兄貴分・

クレイジーパピヨンこと日浦匡也の相棒のトラ、飛電(フェイデン)という




名前なのですが。賢く忠誠心あつい、とても主人思いの虎なのです。飛電

かっこいい。人身売買、人間オークションという社会問題を扱っていますが

シリアスになり過ぎずページを捲る手がとまらないのは、ギャグ担当の主役

玲二でほどよく中和されるからでしょう。ドン轟周宝の娘・迦蓮、婦人警官

若木純奈、恋の三角関係…修羅場。仙骨竜の女ヒットマン胡蜂(フーフォン)

玲二 VS 胡蜂、ラバーカップ(トイレ掃除用スッポン)の、あのシーン――

やったんですね(汗) 女優陣も体張ってます。殿方へのセクシーサービス

ショットもあるものの、R指定なしなのは意外。迦蓮の異国情緒あるドレス

前作より女性らしいラインの純奈の制服、胡蜂の繊細な黒レースのドレス。

ゴージャスであり、可憐であり、どの衣装も工夫があって楽しめましたね。

(前作ヒロイン、純奈)


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古田新太さん演じる、モモンガ百治こと桜罵百治はバイオレンスな部分、

コミカルな部分をあわせ持つキャラクターですが、微妙な演じ分けが難しい

のではないでしょうか。よく捉えていたと思います。清廉潔白なエリート

警官・兜真矢の、善の中の悪。悪の中の哀切。(映画設定も加えられた)

複雑で難しい役どころを、瑛太さんは演じていましたね。クライマックス、

玲二との一騎打ちは見応えがありました。酒見路夫、赤桐一美、福澄独歩

警察ジャスティス・トリオもいい味出していた。特に、吹越満さん演じる

酒見署長は本当によく似ていて笑ってしまう。彼らが歌っていた「土竜の唄

2番」で3番もあると歌っていたので、続編あるかな? 「轟周宝を次こそ



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刑務所にぶち込んでやるぜ」という玲二の台詞など気になる部分も。余韻を

残さず潔くスパッとした終わり方が1番気になりました。「次」があるから

そうしたのかな~と。続編期待してます。突き抜けたアクション、前作にも

まして迫力がありました! 玲二の顔芸には、顔の筋肉の柔軟性が求められ

そうです。生田斗真さんの地道で忍耐の努力が伝わります。全裸で車に括り

つけられる(前作)。ヘリに吊るされた檻に全裸でぶら下がる(今作)。

いつも全裸登場…高層ビル、摩天楼の迫力に圧倒されます。全キャラクター

コミックから
飛び出てきたようでした。



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【追記】
熊本地震の影響で、天井が落ちていたり壁にヒビが入ったりで、4月以降、

ずっと休業だった映画館が9月、5ヵ月ぶりに再開。貴重な映画館の復帰は

嬉しいです。私にとって忘れられない映画デーとなりました。ありがとう、

『土竜の唄』。勇気と希望を与えられ、とても元気になりました。また、

がんばれそうです。バッチこ~い!(玲二のキメ台詞) 今年いちばんの

「NOROSHI」上がりました!(主題歌のタイトルです)。本編『土竜の唄』

ビッグコミックスピリッツ(小学館)連載中 (月曜発売)。昨秋シチリア編

イタリア・マフィアが終わった所ですね。今後も楽しみ♪ 日浦匡也が主人公

『土竜の唄外伝 狂蝶の舞』 月刊!スピリッツ連載中。原作の高橋のぼる先生

ホラー漫画の巨匠、楳図かずお先生のアシスタントをされていたそうです。

運営・編集 Writer Miyu


(2018年02月04日更新)



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