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坂本眞一先生 『イノサンRouge』 祝シリーズ全巻、重版出来! フランス革命が舞台の歴史漫画。処刑人一族サンソン家の数奇な運命を描く、耽美と残酷おりなす歴史名作! #マンガ #漫画 #処刑人 pic.twitter.com/nR0b3mRd9a— Writer Miyu (@WriterMiyu) 2016年7月23日
7月19日――
4つのおめでとうです^^
『イノサン Rouge(ルージュ)』 3巻発売と、作者で漫画家の坂本眞一先生の誕生日、おめでとうございます!
祝シリーズ全巻、重版出来! 遂にフランス革命編に突入。そして今日、7月22日から始まる、ルーヴル美術館特別展の
アーティスト参加! めでたい事づくしですね~。2016年は坂本先生にとって、大躍進の年となりそうですね。
ネット通販で予約できるようになり次第、いつも単行本は早めに予約しています(到着は発売日の2、3日後になりますが)。
――3巻で、印象に残った場面の感想です。1番記憶に残ったのはやはり舞踏会での、マリー - ジョセフと人形のダンスシーン。
坂本先生の Twitter によると、プロレスラー選手の方が作画モデルをされた様です。しなやかで力強い、躍動感あるダンスが見所です。
そして、ジャンヌ(後の 「首飾り事件」 の首謀者、ドゥ・ラ・モット伯爵夫人)の登場。先生の描くジャンヌは黒髪の短髪
斬新だと思いました。衣装、アクション、ビジュアル。リアリティ追求による世界観が、眼前に迫ってくる様です。
王妃マリー・アントワネット、フェルゼン伯爵の恋の行方も気になります。ルイ16世、アントワネット夫妻の表情を4コマで表現
対比した所が秀逸。人々の心を掴んでしまう大輪の花のような王妃の、微笑の揺らぎ。大勢の中にあっても沈んだ表情の、孤独の王――
この 「揺らぎ」 が素晴らしい。忙しい執筆の合間を縫っての映画鑑賞で培われた、先生の感受性・表現力の
豊かさが作品に表れています。静と動、凝縮された映像的表現が、漫画に生かされているのでしょう。
『イノサンRouge』 から、坂本眞一先生の並々ならぬ気迫が伝わって来ます。伝説の漫画になると確信しています。
マリーちゃんの夫・ジャン - ルイ、白い猿のブランカが、食べものを争う巻(笑) 夫君は従者アンドレに jalousie(フランス語で嫉妬)
している様です。ダイエットすれば、意外とイケメンなのかも知れません。ジャン君が彼女の心を射止める時は来るのか?
主人公シャルルを、栗原類さんが声優熱演! 漫画と一緒に鑑賞すると、映画のような臨場感を体感。スペシャル映像も必見です ↓
『イノサン』VOMIC Vol.4
『イノサン』VOMIC Vol.3
『イノサン』VOMIC Vol.2
『イノサン』VOMIC Vol.1
[イノサンRougeルージュ]第①巻発売を記念したスペシャル映像!!
イノサンRouge(3) [ 坂本眞一 ]
【関連展覧会】
ルーヴル美術館特別展
「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」
2016年7/22(金)~9/25(日)
森アーツセンターギャラリー
坂本 眞一
『王妃アントワネット、モナリザに逢う』
(集英社) (アーティスト参加)
以降、大阪・福岡・名古屋
巡回予定
Marie Joseph and ”doll” pic.twitter.com/qRpkfPrDy6— 坂本眞一 (@14MOUNTAIN) 2016年3月3日
『イノサンRouge』 2巻。命懸けでマルグリットを想う、初代サンソンの覚悟。人間として、女性として、共感します。史実と合わせると脚色も興味深い、感動歴史大作! #マンガ #漫画 #処刑人 pic.twitter.com/NNIy1AQVvf— Writer Miyu (@WriterMiyu) 2016年7月31日