日本画の巨匠
川合玉堂の略歴――
川合 玉堂
(かわい・ぎょくどう
1873―1957年)
明治、大正、昭和、3つの時代にかけて活躍しました。日本の四季折々の風景、そこで暮らす人々や動物を
日本画独特の墨線と彩色で描くことを得意としました。長野草風、池田輝方、池田蕉園、松本姿水、山内多門ら
玉堂には多くの弟子がいました。川合玉堂の代表作品に、『彩雨』 『二日月』 『行く春』 などがあります。
東京・奥多摩(青梅市)にある玉堂美術館には、約300点の川合玉堂の作品が所蔵されています。
季節に合った作品が展示されているので、展覧会に足を運んでみるのもいいですね(年7回・展示替有)
また、旧川合玉堂別邸と庭園(神奈川・横浜市)は、日本画家・川合玉堂が実際に創作・居住した地
なのですが、貴重な歴史的文化的資源として、一般公開されています。玉堂が描いた日本画の風景が
そのまま絵画から抜け出してきたかの様な、自然と緑の美しい景観に溢れています。
日本の美意識が
見事に体現されている墨彩画です。
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川合玉堂 「渓村春麗」
6月30日放送の 『日曜美術館』 で
川合玉堂の特集がありました。
司会の井浦新さんが
「ポエムが聞こえてくる様な絵」
と言われていましたが、まさに、その通りですね。暗闇の中、浮かびあがる松明(たいまつ) のともし火
鵜飼の幻想的な様子が描かれている絵画がありました。膨大なスケッチを残している川合玉堂の特徴は
それらもの凄い量のスケッチと、自らが構築した構想が一体となり、体現されています。NHKの美術番組
『日曜美術館』 で紹介された、10代の頃に描いた鳥のスケッチに驚かされます。10代でこの観察眼
この完成度です! そして、その後の成長が、めざましく速い。若い頃から、画壇で頭角を現して行きました。
『渓村春麗』 という作品はタイトルの様に、春の風景を描いたものですが、自然の息吹溢れるグリーンの
世界に思わず
惹き込まれてしまいそうです。
川合玉堂 絵画 渓村春麗 原画山中湖高村美術館所蔵 送料無料