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真珠の耳飾りの少女 フェルメール 特殊な絵画技法を確立 謎に包まれた人生
ヨハネス・フェルメール
(1632―75年)
本名ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト(ヤン・フェルメールとも呼ばれる)は、17世紀に
オランダで活躍した画家です。幸運な事に、今年に入って、福岡の美術展でお目にかかれたのですが…
神々しく、後光が差していた。キラキラ輝いていましたね。彼の代表作の1つ、『真珠の耳飾りの少女』
を間近で鑑賞できて、感動で一杯でした。その絵が展示してある空間が、時間が止まって見えました。
特殊な絵画技法を確立、その人生も謎に包まれた、ミステリアスな画家でもあります。現存する作品が
30数点という貴重な作品の1つです。この絵をモチーフにした映画 『真珠の耳飾りの少女』 (2003年)
もありましたね。私も、家族と一緒にレンタルDVDで映画鑑賞しました。キラキラ、キラキラ輝いて…
温かくて柔らかな光に包まれて、帰りたくない。ずっと、こうして見ていたい。この絵の傍に、いつまでも
佇んでいたい。そう感じさせてしまう不思議な魅力の名画。形容しがたい圧倒的オーラがあるのです。
油絵 フェルメールの名作「青いターバンの少女 (別名:真珠の耳飾りの少女)」
青いターバンの少女 フェルメール
フェルメールの 『真珠の耳飾りの少女』 は、『青いターバンの少女』 『ターバンを巻いた少女』 とも
呼ばれています。かすかな微笑をたたえている事から、「北のモナ・リザ」 「オランダのモナ・リザ」
と称される事も。フェルメール展が来日した事で、美術界も興奮に湧きたった様です。レンブラントと並び
17世紀のオランダ美術を代表する画家です。フェルメール、レンブラント、ルーベンス。光の画家達。
この世の生きとし生ける者全すべてを包みこむ様な柔らかな、調和的な光。深みのある色彩感。
崇高なオーラが迸っています。「感化力」 と言うのでしょうか。とても幸せな気持ちになりました。
こんなにも自然体な、可憐な少女を描いた絵なのに、邂逅したその瞬間、感化されてしまう。
人類が生んだ至宝の名画に、生きている間にめぐり逢えた喜び――至福のひとときでした。
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